ハンドル周りの各ケーブル点検・グリスアップなどの整備からを始めます。LXシリーズはメーターケーブルと車体が干渉しないようにケーブル自体が特殊な形状になっているのだが、取り付け位置の修正と増し締めを行わないとメーターケーブルの脱落・作動不良の原因となるので、しっかりと点検します。
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LXシリーズは同じボディーに3つの排気量50cc(2t)・125cc・150cc(4t)をラインナップしています。ETシリーズと同様に少し小振りなボディーが人気のモデルです。
各種オイル類の量などをチェックします。ガソリンを入れて、初期充電を行ったバッテリーを取り付けます。エンジンを始動させ各部の作動を確認します。試運転などを繰り返しながら最終チェックを行い、問題が無ければ完成です。
メットインスペース下にあるキャブレター・各種電装パーツ・エンジンパーツの取り付け状態の確認を行い、脱落防止・増し締めなどの作業を行います。
ドライブ周りは一度分解し、各パーツの状態等を確認してから組み直します。ほとんど問題がでることは無いのだが、以前におまけ?が入っていた事もあるので、毎回欠かさず点検を行っています。
フロントブレーキ周りも、いつもと同様にしっかりと整備を行います。
LXシリーズのリアブレーキはドラムブレーキを採用しているが、初期整備をきちんと行えば使いやすく・充分な制動力を発揮する。ファン周りも整備前は緩んでいる場合があるので、増し締め作業も行う。
フロントブレーキレバーのグリスアップとマスターシリンダーの液量確認・調整、リアブレーキレバーも調整・グリスアップを行います。リアブレーキレバーは女性が上手く操作するには結構辛いかな?と言うくらい重く、かなりの握力が必要だ。これを解消する為に、ケーブルのリターンスプリングのバネレートを下げる加工を施し各部グリスアップを行う。この作業を行うことにより、軽く操作できるようになる。
店頭に無事到着した車両はメットインスペースの中に付属部品が雑然と入った状態です。さ〜てこれから点検作業を始めましょう!!
納車点検作業へ